「市民協働で創るまちづくり」とは?

白山市では、市民と行政が協働して地域づくりに取り組む「市民協働で創るまちづくり」を推進しています。

参考:広報「はくさん」2021年10月号 P2〜

地域課題の多様化・深刻化

近年、人口減少少子高齢化による担い手不足により、地域活動の継続や独居高齢世帯や空き家の増加などが心配されています。
また、核家族化の進展による子育て環境の変化や、全国的に発生している自然災害などの地域課題が多様化、深刻化しています。

地域課題解決のために

これから10年後、20年後も安心して暮らすことができる「まち」であり続けるためには、「地域のコミュニティ力」が大切です。
例えば、昨今頻発している自然災害における地域住民の支え合いです。一人や家族のみの力では限界がありますが、地域住民が協力し、助け合うことで生活を守ることができます。
このように、地域課題を自分事として捉え、みんなで考え、できることから実行することが、地域課題の解決につながります。

このことにより、令和5年度中に白山市の28公民館で「コミュニティ組織」を設立し、令和6年4月から「公民館」は「コミュニティセンター」に移行します。

公民館のコミュニティセンター

これまでの生涯学習活動に加え、地域振興や地域課題の解決などのまちづくりの拠点となるよう公
民館を発展させ、機能を拡充したコミュニティセンターにすることで、地域住民の参画・主体となる
地域づくりを推進するものです。

令和6年3月まで

公民館

公民館

生涯学習活動

世代間交流、教養、趣味等の各種講座など

管理業務

施設の維持・管理、貸館など

令和6年4月から

コミュニティセンター

地域コミュニティ組織

地域づくり活動・生涯学習活動

各種団体や若者、女性等の多様な主体が連携して地域課題等について話し合い、実行する地域づくり活動と、公民館がこれまで行ってきた生涯学習活動が一緒になって、より幅広い活動を行います。

コミュニティセンター

地域コミュニティ組織の活動拠点施設として、施設の維持・管理や貸館を行います。
これまでの生涯学習の場に加え、新たなニーズに対応した、住民にとってより使いやすい活動拠点となります。


林中地区での取り組み

林中地区では、これまでに林中地区協議会会長を窓口に、地区内の各種団体への説明を行ってきました。
この度、コミュニティ組織のモデル地区への申請を行い、実際にコミュニティ組織のモデルでの活動を行ってまいりました。

モデル地区への活動経緯

令和3年10月14日(木)
白山市へモデル地区申請
令和3年11月5日(金)
林中コミュニティ組織(仮称)設立準備会 開催
令和3年11月10日(水)
林中コミュニティ組織設立準備会 設立届出

地域コミュニティ組織設立までのタイムライン

モデル期間
令和2年度

末頃〜モデル地区での検討会、設立準備会、試行的活動

末頃〜検証

モデル期間
令和3年度

10月14日(木)白山市へモデル地区申請

11月5日(金)林中コミュニティ組織(仮称)設立準備会 開催

11月10日(水)林中コミュニティ組織設立準備会 設立届出

12月第2回 林中コミュニティ組織設立準備会 開催

モデル期間
令和4年度

1月第3回 林中コミュニティ組織設立準備会 開催 (もしくはワークショップ)

2月第3回 林中コミュニティ組織設立準備会 開催 (もしくはワークショップ)

3月第4回 林中コミュニティ組織設立準備会 開催

4月林中地区コミュニティ組織設立総会

本格実施
令和6年度

4月以降〜白山市全地区で設立



地域づくりについてもっと知りたい!!

白山市市民協働で創るまちづくりあり方方針」が、市ホームページに掲載されています。
また、「まちかど市民講座」では、市職員が地域に伺い、地域づくりについてより詳しく紹介しています。

白山市市民協働で創るまちづくりあり方方針のダウンロード