【広報】林中まちづくり委員会 第5号(令和6年12月発行)

まちづくり委員会広報原稿_R6.12.19のサムネイル

 

【広報】林中まちづくり委員会 第5号

(令和6年12月発行)

 

林中地区の皆様へ、日頃のご理解とご協力に感謝申し上げます。今年度も白山市への要望書提出をはじめ、地域貢献活動を行いました。

 

地区環境の改善と要望

市長への要望を続けていますが、なかなか実現しない状況です。しかし、地域の環境改善につながる動きもあります。

  • 菅波町での宅地化計画:一昨年の「集落のまちづくり開発制度」の学びから、白地農地の宅地化が進んでいます。これは人口減少や少子高齢化の課題解決に繋がることが期待されています。
  • 東西道路整備促進期成同盟会:地域を横断する東西道路に関して、当地区を含む沿線関係者による同盟会が発足し、今後の展開が期待されています。

 


 

林中まちづくり委員会から市への要望事項とその回答

1. コミュニティーセンターの建て替え

コミュニティーセンターの建て替えについて、以下のような要望が出されています。

  • 高度な防災機能:能登半島地震や豪雨災害を踏まえ、耐震化された上下水道設備、大型ドローン発着場などの高度な防災機能が必要とされています。
  • 建設場所:旧JA松任松南支店跡地が予定されています。現コミュニティーセンター敷地は駐車場として整備することも要望しています。

2. 市道五器山線から市道末松徳光線へのアクセス確保

緊急車両の迅速な対応を視野に入れ、上二口町東側の道路のアスファルト舗装を要望しています。これにより、緊急車両が地区内を迅速に移動できるようになります。

3. 防災及び観光としての東西幹線道路の新設要望

通勤時間帯の交通量緩和のため、また災害時の避難を考慮し、東西幹線道路の新設を提案しています。能登半島地震時の避難で東西道路が渋滞した経験を踏まえたものです。

4. 松南小学校への通学路の安全確保

坊丸町から乙丸町を通る通学路の安全確保のため、校舎側の歩道新設を要望しています。市側からは難しいとの回答ですが、PTAと連携して引き続き要望していく予定です。

5. 林中保育園跡地について

現在、跡地の一部でグループホームが開設されています。残りの跡地については、景観を保持しながら新しい施設開設に向けて要望を続けています。

6. まちづくり開発制度について

菅波町で進んでいる白地農地の宅地開発は、新しい住民を迎え、地域の活性化を図る試みです。これは、松南小学校の児童数減少に歯止めをかけることにも期待されています。この取り組みは、2年前にまちづくり委員会で開催した「まちかど市民講座」が始まりとなっています.

その他

  • 富樫断層による地震:田村市長からは、津波による海側からの避難だけでなく、富樫断層による地震の場合には、山側から海側への避難も必要になるとの提案がありました。
  • 道路整備促進期成同盟会:一般県道松本木津線及び米永松本線道路整備促進期成同盟会が設立され、要望事項の進展が期待されています。

最後に

林中まちづくり委員会の活動は、地域住民の笑顔に繋がるように、これからも市への要望と地区内の振興発展、福祉の向上、活発なコミュニケーションを図るように活動を続けてまいります。

林中まちづくり委員会一同